2026年9月16日水曜日

オサラッペ川に架かる嵐山人道橋の撤去について

グラフ旭川9月号 「北の自然・人」を見て来られた方、そうじゃない方もようこそ。嵐山人道橋が撤去されるかもしれないという話がメディアで取り上げられたのは、自分の知る限りで寺島一男氏の連載「北の自然・人」が初めてかと思われる。


昨年の10月のこと、嵐山と旭岡との間に架かる橋を通りがかったところ、橋の欄干に掲示物があることに気付いた。ところでこの橋の名前が嵐山人道橋であると知っていただろうか?自分はこの時に初めて知った。オサラッペに架かる名もなき橋が、訪れる客もまれに幾星霜を嵐山の麓に佇む光景を夢想するに気が遠くなりけるも、なんと名前があったのだ。




当初、市のウェブサイトでもPDFなどの形で同様の掲示がなされているものと探してみたものの、そうした様子は見られない。どうやらこの場所だけでの掲示であるらしかった。広く意見を募るようなものでもなく、あくまで嵐山周辺、旭岡などに住まう地域住民に向けてのアンケートといった性質のものだろうか。

そう思う根拠として、自分がコメントを送っているということにある。そして市役所からの回答メールには、やはり圧倒的に地域住民のコメントが多かったようで、地域外からの意見は一件であったという。

どのような意見を市に送ったかは、寺島先生(あえて先生と呼ばせていただく)の意見とほぼ同じであった。

その後、冬が過ぎて2026年をの春を迎えた。雪が溶けてサイクリングがてら嵐山に向かったところ、特に橋が撤去されるような気配はない。それから夏を迎えた7月ころ、橋の周囲に変化があった。






オサラッペ川左岸の遊歩道から嵐山人道橋に上る道が整備されていたのだ。仮設の橋として板が渡してあり、さらに階段を設け手すりまで用意してあるではないか。従来より人道橋の下を通る遊歩道から橋へと登れるようにはなっていたのだが、それはただ丸太を渡しただけの物であり、その後は斜面を這い上るようにして橋にたどり着いていたのだ。

この環境整備が何を意味するのか、どのような計画立案があってのことかは分からないが、整備の主体としては市によるものであろうから、何らかの動きがあったことは確かだろう。それが人道橋の存続に繋がるものであるのか、あるいは全く別の論理が働いているのか。知る由もないことである。

今後も特に期待もせず、できれば残して欲しいという淡い思いを抱きつつ、嵐山人道橋を訪れてみたい。

奇しくもメディアあさひかわ10月号において、嵐山自然公園の周辺に存在するスクラップヤードについての記事が掲載されていた。嵐山人道橋を訪れたことのある者なら誰でも知っている場所である。今あえて記事にするということは、なにか注目する理由や背景のようなものがあるのだろうか。もしかすると読者、市民からの疑問に対して、ジャーナリズムからの回答であるやもしれない。

2026年9月1日火曜日

EPSON PC-286C PC CLUBのFDDを代用品に置き換える




 EPSON PC CLUB PC-286CのFDDであるcanon MD3541をミツミFA404Mで代用する。FA404Mの下半分はMD3541とほぼ同じ幅と高さであり、ネジの固定位置も同一である。


まずは26ピンFFCと36ピンヘッダの変換をしなければならないので、その配線を示す。



それほど複雑な配線ではなく、FFCとピンヘッダの各ピンを配線すればいい。
FFCの11ピンと13ピン、6ピンは不使用なのでオープンにしておく。
11ピンのHigh Densityは上手く動作しなかったため、FDD側の2HD検出スイッチを利用する。

次にFA404MをPC-98仕様に改造する。


ModeSelectをGNDに落とし2HDを1.2MBに固定する。
DiskCahnge信号をカットした34ピンにディスク挿入検知スイッチを接続し、Ready信号とする。

ミツミのNCL039が搭載されたFDDでReady信号を用意するには、いくつかの方法があるが他の方法では上手く行かなかった。



FA404MはMD3541より奥行きがあるため、マウンタの上段のみ装着できる。

本改造はあくまで実験的なものであり、動作が確実とは言えない。
もしFDDにこだわらないのであればGotek、FlashFloppyを利用するのがいい。

PC-286CでFA404Mを利用することは極めてドメスティックな改造であり、それに比べてFlashFloppyは様々な環境での動作が確認されているため、より確実と言えるだろう。

2024年7月3日水曜日

YAMAHA QY300の修理と液晶交換

電源の入らないYAMAHA QY300を修理する。
症状としては電源スイッチをオンにしても、液晶は表示されず、ヘッドフォンからはポップ音が聞こえ、FDDのアクセスランプが点灯といった具合。

メイン基板を確認すると電源レギュレータが3個あり、+8V(アナログ)、+5V(デジタル)、+5V(FDD)という並びで、このうちデジタル用の+5Vレギュレータの出力が無かった。

これを交換することで修理完了。



ついでに偏光板の焼けた液晶も交換してしまう。
偏光板を交換するより、いっそLEDバックライトの液晶に交換することにする。




ここで一つ問題がある。オリジナル液晶のコネクタは20ピンであり、LED液晶は22ピンであるということ。


QY300の回路図とLED液晶の仕様を見比べてみると、Pin21,Pin22はLED backlightの電源であった。これは内部で配線することもできるので無視しても構わないようだ。

それ以外のPin1からPin20までは基本的には同じなので、そのまま接続することができる。

オリジナルではPin20はオープンになっているが、これはコントラスト用の電源出力であり、QY300では外部のDC-DC converterから供給されるので未使用となっている。


古い液晶と新しい液晶ではコントラストの特性(VEE-Vo)が異なるらしく、もっとも暗くしてもこの明るさになる。もしかするとVRとPin4の間に数kの抵抗を入れると良いかもしれない。

2021年11月28日日曜日

Roland W-30をSCSIのMOから起動する

IO DATAのMOF-640というMOと230MBのディスクと組み合わせてみたが、W-30に認識されない。

ドライブのモード設定を変えてもダメで、試みにロータリースイッチを外して工場出荷状態にしたところ認識された。

ID.0にHDDが認識されている


中身は富士通のM2513Aという型番の製品で

http://www.fujitsu-europe.com/archive/archive/00000119.htm

色々と設定を変えて試してみたところ「Device typeのOptical memory device/Direct access device」という設定が重要らしい。

W-30でMOを使う場合はDirect access deviceと呼ばれるHDDモードしか認識しないようだ。

MOF-640は外側からHDDモードに設定できないので、中身を開けて自分で設定するしかない。

外部スイッチの配線を外して内部で設定している


W-30のマニュアルを読んでいたら、MAC用のHDDが使えると書いてあったので、DIPスイッチをMacモードに設定したところMOから起動できた。

Fujitsu M2513A : Switch Settings によれば

「Mac mode ON will disable the 'UNIT ATTENTION' reporting on power up and media change.」とあって、これはUNIT ATTENTIONという機能を無効にするらしい。

ついでに言えば、HDDモードに設定する理由というのも

「This determines what response the drive will give to an INQUIRY command.」

つまりINQUIRY commandを求められたら、HDDであると返答してW-30側に認識させるのだろう。

MOから起動できた


2020年6月26日金曜日

Panasonic FS-A1FにFM音源を組み込む

YM2413を使ったMSX-MUSIC FM音源の実験

こちらで作ったYM2413の基板をFS-A1Fに搭載してみた。


基板の配線はパターンを追って、カートリッジスロットのランドにハンダ付けする。
FM BIOSはA1 Cockpitの領域に置き換え、ファームウェアをEEPROMに書き込む。

こうすることでA1 Cockpitの代わりにFM BIOSを読み込むめるようになる。
MSX-MUSICでFM音源を奏でることができ、かつA1 Cockpitとの別れを果たす(永遠に)。


ただしFM BIOSを切り離す手段がないため、PSGでゲームサウンドを奏でることはできない。
味わいのあるPSGサウンドも聞いてみたい場合はどうしたらよいか。

この問題を解決すべく探してみたところ以下のような記事発見した。
FS-A1F 内臓ソフト無効化改造

FM BIOSはA1 Cockpitと同じSLT-33にあるため、この回路で切り離せることができる。
もちろんPSGのサウンドを堪能することができた。先人の知恵に感謝

2020年3月20日金曜日

YM2413を使ったMSX-MUSIC FM音源の実験 2


出来上がった基板をどのように組み込むべきか、本来はMSXに内臓してバスに
接続すべきものだが、ここはMEGAFLASH ROMに繋げることにした。

MEGAROMをFLASHROMに交換している

CXK5816のピンアサイン

改造時に外したSRAMのCXK5816であるが、このピンアサインには
A0-A7、D0-D7、VCC、GNDがあるので、これを利用する。

/WR,Reset,IORQ,Clock,Sound,±12Vはカートリッジ エッジから配線した。

MEGAFLASHを利用した場合、あらかじめFLASHにFM BIOSを書き込んでおけば、
そこからMSX-MUSICを立ち上げることができる。

YM2413を使ったMSX-MUSIC FM音源の実験



MSX resource center Internal MSX-MUSIC extension という記事に紹介
されていたMSX用FM音源の基板を作る。


MSX Music ここから基板のパターンを起こし。
元の配線図には間違いがあったので、こちらで訂正した。


このままでは何だか分からないので、FM-Pak Schematics から回路定数を割り出す。
PanasonicのFM-PakからSRAMの回路を除いたものであるという。


オサラッペ川に架かる嵐山人道橋の撤去について

グラフ旭川9月号 「北の自然・人」を見て来られた方、そうじゃない方もようこそ。嵐山人道橋が撤去されるかもしれないという話がメディアで取り上げられたのは、自分の知る限りで寺島一男氏の連載「北の自然・人」が初めてかと思われる。 昨年の10月のこと、嵐山と旭岡との間に架かる橋を通りがか...